けろの漫画雑談所

漫画の感想・考察・妄想の集積所です。主にジャンプ作品についてだらだらと語ります。

【考察】禪院直哉の真の順位を考える【呪術廻戦】

Hatena
 ども、けろです。
 今週のジャンプでお披露目となった第2回キャラクター人気投票の結果発表、もうチェックされましたか。
 僕は日付が変わると同時にチェックし、大歓喜しました。
 
 推しの禪院直哉が初登場にして第10位トップ10入りを果たしたからです。
その他の順位に関して本誌の通りですが、他のメンツの大半がレギュラー・準レギュラーの中、僅か十数話しか登場せず、その中でも他人を見下したり女を殴ったり先走って単独行動した挙句脹相にボコられてゲロを吐き、挙句後輩である乙骨に見下されてノコノコと帰宅し、その上で真希を煽り倒す面の皮の厚さを見せるというとんでもない経歴しかありません。まじでなんなんだコイツ。
 
 今回はそんな禪院直哉の「第10位」という順位について、実は彼には真の順位があるのではないか」という考察になります。
 
 ここまでお読みいただけばわかると思いますが、今回は怪文書記事です。「考察」と名付けてはいるもののこれ以降に書かれる文章にはまともな要素がありません。純度100%のネタ記事としてお楽しみください。
 
 それではやっていきましょう、禪院直哉回です。
 

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1.人気投票の順位は「1~10位」ではなく「0~9位」である可能性

1-1.公式が勝手に言ってるだけ

 
 そもそも皆さんは、何故人気投票の順位が1~10位だと思っているのでしょうか。他のジャンプ漫画がそうだから?公式がそう表記しているから?
 恐らく無意識の前提として、皆さんの中には「人気投票=1位から順に下っていくもの」という刷り込みが存在しており、それが今回の考察の糸口になります。
 
 つまり、「人気投票トップ10が1~10位というのは、公式が勝手に言ってるだけ」ということです。そこには何の根拠も信憑性もありません。何故なら公式が勝手に言ってること」だからです、ええ。
 
 そう考えると、1位の伏黒が真の意味で人気投票トップなのか、疑問が出てきませんか?出てきませんか、そうですか……
 

1-2.BLECHのヤミーの前例

 
 過去にも「1~10の序列のナンバリングが後に変化した」という前例があります。
 それはBLEACHに登場する敵組織・十刃の一角、ヤミー・リヤルゴです。
 彼は初登場時、「破面No.10」と名乗っていました。そしてその直前に登場した別の破面、シャウロンは特に殺戮能力に優れたものに1から10の序列が与えられる」という情報を口にしています。
 これらの情報から、我々読者は「あぁ、十刃というのは1~10の数字が与えられた集団なんだ」という気づきを得ます。
 
 ただ、これは壮大なミスリードでした。
 のちにヤミーは刀剣解放すると10から0に数字が変化するキャラクター」であることが明かされ、彼の真の序列が「第0十刃」であり、十刃の本当の序列は1~10ではなく0~9であることが明らかになりました。
 
 これはよくネット上でネタにされていますが、確かにヤミーは初登場時に「破面No.10」とは名乗ったものの、「第10十刃」とは一言も言っていません。実は彼の序列に関する設定は初期の段階からきちんと練られていたことになります。
 
 さて、それを踏まえて直哉の順位を見てみましょう。
 彼の順位は「10位」であり、人気投票トップ10が「1~10」というのは実は公式が勝手に言ってるだけです。
 つまり直哉の真の順位とは、彼の順位である「10位」から1が剥がれ落ちた結果残る「0位」であり、彼が真のトップである可能性が非常に高いわけです。高いんです、いいですね?
 

2.「10」という数字と「2935」から見えてくる「1位」

2-1.「2935票」はいくらなんでも少なすぎる

 
 この「数字のトリック」について、別視点から考えてみましょう。
 投票結果を見た皆さんは、きっとこう思ったはずです。
 
 
 直哉の獲得票数、少なくない??
 
 
 そうです、少ないんです。直哉の獲得票数は2935票ですが、これはいくらなんでも少なすぎます。これは主観的感想に基づく事実です。
 確かに人気投票トップ10入りというのは快挙です。なにせ十数話しか登場してない亜音速の男がまさかトップ10に入るだなんて、直哉ファンの僕たちですら想像してませんでした。
 
 ただ、禪院直哉という男は一部でカルト的な人気を誇っています。
 巷では「直哉のために追い16巻してきた」というパワーワードが流布するほどです。
 ※「追い16巻」:人気投票の投票券が付いてくる16巻を追加で購入すること
 
 そう考えると、直哉の票数が2000台というのはどうにも解せません。5000票くらいは獲得してそうだし、僕の観測範囲では直哉に投票している人が多くいましたから、2935票」という票数を見た時に僕らが抱いた感想は「え、少ないじゃん」です。やめてください、そんな目で僕を見ないでください。
 

2-2.「10」から移動する「0」

 
 この少ない(主観)票数、そして「10位」という絶妙な順位にはあるカラクリが隠されています。
 それは「10」という数字から「0」が移動し、直哉の票数が「29350票」となり、順位が「1位」になるというものです。
 今回の人気投票1位の伏黒の獲得票数は19393票、前回も21193票ですので、それと比べてもぶっちぎりです。
 
 つまり今回発表された「10位/2935票」というのは、彼が人気投票の真の1位である伏線が巧みに隠されているわけです。巧みですね。
 

3.「10」という数字を2進数で考える

 
 次に、さらに別の視点から考えてみます。
 今回発表になった「10位」という順位は、実は2進数で表すことができます。
 なぜ10進数表記の順位をわざわざ2進数に直すのかは考えなくていいです。考えたら負けです。
 
 「10」という表記は、既存の10進数で考えればそのまま「10(じゅう)」を意味しますが、2進数として考えると「2」を意味します。
 
 (僕はド文系なので2進数の数え方に関しては下記のリンクをご覧ください)
 
 
 2~9位に関しては10進数以外の解釈が存在しませんが、1と10に関しては2進数と10進数の両方で数えることが可能になっています。
 そして禪院直哉の10位という順位。これは2進法で数えれば「2位」であり、確かに1位には惜しくも及ばないけれど1位の伏黒に限りなく肉薄しているといっても過言ではありません。過言ではありません。
 
 
 これまでの話をまとめると、禪院直哉の「10位」という順位は、0位とも1位とも2位とも解釈する余地が多分に残されており、彼の真の順位は別にある、と考察することができるわけです。第3回人気投票ではますます躍進すること間違いなしの禪院直哉、本編での再登場を心待ちにしましょう。
 
 
 それではまた。
 
 
 よしなに