ども、けろです。
呪術廻戦という物語に颯爽と現れ、全読者(僕調べ)のハートを掻っ攫っていった新ヒロイン(僕断定)、呪術高専東京校3年・星綺羅羅。
属性特盛のビジュアルがあまりに性癖に刺さりすぎているわけですが、そんな彼女が秤と"クラスメイト以上の関係"である可能性が高そうなのが本当に許せない。この度「秤金次を絶対に許さない会」を立ち上げましたので、ぜひ加入してください。活動内容は未定です。
というわけでキショい前置きはさておき、今回はそんな新ヒロイン・星綺羅羅ちゃんの術式に関して考察をやっていこうと思います。思えば考察記事を書くのは久しぶりな気がしますね。
そして今回はなんとびっくり、Youtube動画と同時投稿です。
いつかはやってみたいなぁと思いつつも、記事上げる頻度や作りたい動画に微妙な差異があったのでなかなか実現できずにいましたが、ちょっと頑張ったので良ければこちらも。
というわけで早速やっていきましょう、星綺羅羅術式考察回です。
1.前提・名前と術式の法則性について
まず本考察の大前提として、呪術廻戦という物語に存在する、一定の法則について触れておきます。
法則:呪術廻戦のキャラクターには名前とその術式に関連がある者がいる。
これはつまり、キャラクターの名前という「記号」から、「術式」という「内面設定」を探ることができるという意味で、一定のキャラクターにはこの法則が当てはまります。
例えばメインキャラクターの一人・伏黒恵は、その苗字「伏黒」が「黒に伏す」という意味から影を操る術式である「十種影法術」が、釘崎野薔薇は苗字に含まれる「釘」が「釘と藁人形」を使用する「芻霊呪法」がそれぞれ連想されます。
他にはナナミンこと「七海」はそのキャラデザと合わせて「七三」を表しており、それはそのまま「十劃呪法」がイメージできます。
また、術式自体は未公開ですが、公式ファンブックにて「(名前と)術式がガッツリ関わってます」と明言されている「歌姫」も対象でしょうか。
渋谷事変にて登場した「あべこべ」の術式を使う「粟坂」も、「さかさま」がネーミングの由来になっていそうですし、「降霊術」を使役する「オガミ婆」も「拝む」に由来するものと考えていいかもしれません。
もちろん、「五条悟」や「夏油傑」「夜蛾正道」のように、その名前と術式に一切の関係がないキャラクターも存在し(というより比率で考えればそちらの方が多い気もしますが)、上記の法則が必ずしも普遍的なものというわけではありませんが、少なくとも一定のキャラクターにはそれが当てはまる、というのは間違いがありません。
そして「星綺羅羅」という、ありきたりの対義語のような名前である彼女もまた、その法則が当てはまると考えるのは妥当だと考えてもいいでしょう。
2.星綺羅羅の名前の由来について
次に、星綺羅羅チャンの名前の由来について、軽く触れておきます。
もはや名前を読んだだけでほぼ丸わかりな気もしますが、彼女の名前は
・綺羅、星の如く
・綺羅星
といった言葉が由来であると推測できます。
前者は「偉大な人、権力や才能を持った人」といった意味があり、後者はそこから転じて「夜空に浮かぶ星々」という意味があります。
余談ですが、「綺羅星のように〜」という言い方は正確には誤りで、「綺羅、星の如く」と切って読むのが正しいようです。日本語って難しい。
前者の意味で捉えようとするとかなり抽象的というか、概念的なものになってしまうので、これまでのキャラクターと術式の直接的な関係性から考えても後者の「星」がその名前の由来である可能性は高そうですね。
というわけで本稿では、「星綺羅羅の名前の由来=星」という前提に立って考察を進めていきます。
3.星綺羅羅の術式予想
「星」から連想される術式とは一体なんでしょう。
個人的には以下の2点がパッと浮かびました。
・占星術
・光
3-1.占星術
まず「占星術」に関してですが、これは結構安直というかストレートな発想です。星の位置や動きから人や社会について占うもので、古来から人間社会に根付いてきたものです。
これを術式に転用するのであれば、例えばタロットカードや水晶といった道具を介して分析や解析を行なったり、簡易的な未来予知を行えると考えれば、簡潔ながら非常に強力な術式と言えそうです。
パンダが「もう一人の3年の術式が問題」と評していたり、秤が「後で綺羅羅も警備に出す」と言っていることからも、彼女の術式は「パンダ達が秤に会うことを阻害する術式」「伏黒への警戒に役に立つ術式」であることが推測できます。
そう考えると、「占い」等でパンダの行動を予知したり、あるいは伏黒達の行動を「解析」することで警備に寄与することができると考えれば、綺羅羅ちゃんの術式が「占星術」由来と考えてもいいのかもしれません。
3-2.光
次に「光」に関してです。
ちょっと「?」となるかもしれないので補足というか説明をすると、「夜空に浮かんでいる星=(基本的に)恒星」という前提に基づいています。
「恒星」というのは「自ら光り輝いている星」なので、そこから引っ張ってきている可能性もありそうだな、ということです。
「光」を転用した術式なので、ここでは「光の屈折率を変化させる」といったものが挙げられます。
屈折率を変化させることで対象を「隠す」、あるいは隠れているものを「暴く」といったことが可能なのであれば、現在ファイトクラブ構成員の影に潜伏している伏黒が炙り出されて一悶着、という展開に発展させやすいのではないでしょうか。
あくまで一例としてですが、「星」から連想される術式を挙げてみました。
連想ゲームという様相を呈していますが、そう遠くないうちに明かされるであろう綺羅羅ちゃんの術式が今から楽しみです。
また、今回同じタイミングで登場した呪術高専3年、秤金次についても以前考察記事を出しているので、良ければそちらもご覧ください。
kero-entame-channel.hatenablog.com
それではまた次の記事で。
よしなに。
*1:©︎芥見下々/呪術廻戦/集英社