ども、けろです。
ちょっと色々あって更新が少し遅れてしまいました。すんません。
というわけで早速ですがゆるりとやっていきましょう、呪術廻戦感想回です。
1.虎杖vs羽場
終始虎杖の身体能力の高さとゴリラムーブに笑わされました。
宙に浮かぶ羽場目掛けてビルの屋上から飛び出して、足を掴んで向かいのビルに叩きつけるのも、その後の羽場攻略も全部ゴリラすぎません?
先の羽生との戦闘で彼女の術式の特性を見抜き、「術式の基軸である頭髪から離れれば離れる程肉体の強度が落ちていく」というかなり重要な情報を掴んだ虎杖。
その頭脳プレイを見た時、ぼくは思わず「おおっ!虎杖もたまには頭使った戦い方するやんけ!それでそれで?」と熱くなりました。今までの虎杖ってどこからどう見てもただの近接ゴリラだったので、彼にもそういう戦い方ができるんだな、と。
それではここでそんな虎杖の次の発言を見てみましょう。
「だがどんなに固かろうと頭は頭、急所だ。
攻撃さえ届けばカチ割れる……!!」
え、ゴリラ????
頭が一番固いって自分でも言っておいて???
頭を真正面からぶち抜きにいくの?????
まじでゴリラすぎて笑ってしまったんですが、とりあえず虎杖君が「相手の硬さを上回る火力でゴリ押せば倒せる」という近接ゴリラロジックマンだということがここにきて再度証明されました。どんな主人公やねん。伏黒も確かに負傷覚悟の作戦立てたりしますが、それともまた異なるゴリラっぷり。
まぁ結果的にこの物理対決は虎杖に軍配が上がったわけですが、一番固いであろう頭をぶち抜いておいて「イテテ」で済むの、ほんますごいな。
しかも虎杖、本来は日車のことを知っている術師を探していたはずが、尋ねるよりも先にぶっ飛ばしてしまうのがまじで虎杖って感じです。
2."西中の虎"を知る人物・甘井
「俺知ってるぜ。日車って奴のこと。
久しぶり、覚えてるか?」
前回も「アイツどこかで……虎杖!?」と独白していたことからも、この甘井という人物が虎杖を知っているというのはまぁ嘘じゃなさそうですね。ただ、人の顔を覚えるのが割と得意な虎杖が覚えていないということは、知人や顔見知りというよりも、どこかで一方的に虎杖のことを知る機会があったと考える方が自然でしょうか。
ここで甘井が「西中の虎」という中学時代の虎杖の絶妙にダサい異名を口にしたことからも、地元での虎杖の知名度は相当に高かったんでしょう。SASUKE全クリとかミルコクロコップの生まれ変わりとか言われてましたし。
3.麗美が語る泳者と死滅回游の関係性
個人的に今回気になったのはこの麗美の発言でした。さらっと言ってますが結構重要そうな情報が含まれています。
「非泳者の一般人は結界から出してもらえたみたいだけど、初めから結界の中にいた泳者はねぇ、死滅回游に参加して今日で12日目よ!?」
伏黒に戦う理由を尋ねられた麗美の返答がこれですが、この発言はかなり意味深です。というより、明らかに"ある設定"と矛盾しています。
以前虎杖達と対面した天元は、死滅回游の結界の仕組みについて「泳者を閉じ込めるには、泳者自身が"自ら望んで入った"という前提が重要」と口にしていました。つこれはつまり、天元の情報と麗美の返答が明らかに矛盾していることを指しています。
麗美の言うように、結界が張られた時点でその場にいた泳者が巻き込まれたのだとすると、天元の言う「自ら望んで入った」という状況があり得なくなってしまいます。泳者に結界侵入を選択させないという時点で、彼らを閉じ込めることそれ自体の効力が薄くなるはずだからです。
ただ、逆に天元の言うことが事実だとすると、今度は麗美の言葉が嘘ということになります。なぜなら死滅回游の泳者は全員結界に入るかどうかを選択できているわけですから。
さて、この矛盾は一体何を意味しているのでしょうか。シンプルに作者の間違いとかだったらそれはそれでご愛嬌ですね。
4.嘘つき
「日車は新宿/池袋にいる」
この描き方、かなりゾッとしました。見せ方がうめぇ〜〜〜〜と思いましたね。
このコマだけで甘井と麗美のどちらかが(あるいはどちらも)嘘をついているということが確定し、その先に待ち受けるのは「不退転」の刺青を入れた男。
これが池袋なのか、新宿なのか。少なくとも虎杖と伏黒のどちらかはこの謎の長髪男と邂逅することになりそうで、まじで色々と盛り上がってきました。
この男は何者なのか?嘘つきは甘井と麗美のどちらなのか?そもそもこいつらの目的は一体何なのか?等々、現時点で気になることを挙げればキリがありません。
個人的には甘井より麗美の方が疑わしいよなぁ〜と思いつつも、甘井の発言にも注意していこうと思っています。
それでは今回はこの辺で。久しぶりにブログ書くと変な感じがしますね。
よしなに。