けろの漫画雑談所

漫画の感想・考察・妄想の集積所です。主にジャンプ作品についてだらだらと語ります。

【感想】第47話_鳴海玄とかいう属性特盛すぎる男の話をしよう【怪獣8号】

Hatena

 ども、けろです。

 季節の変わり目なのかどうにもテンションが上がりきらず、うだうだと低空飛行をしています。よくないな〜と思いつつ、人間の生理現象なので仕方ないですね(言い訳)。

 

 

 というわけでほぼ一週遅れですがこの回だけは触れておきたかったのでやっていきましょう、怪獣8号感想回です。

 

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1.大怪獣を圧倒する鳴海玄

 

 怪獣9号(便宜上αと呼びます)を圧倒した怪獣8号・カフカ。

 再生しようと試みるもカフカの攻撃を受けた影響でうまくいかず、分裂したもう一体の怪獣9号(以降βと呼びます)を呼び戻そうとテレパシーを飛ばします。

 

 ただそんなβも状況は芳しくなく、第1部隊隊長の鳴海に圧倒され、そりゃもうボッコボコにされています。

 

 「ちょっと行けそウもないねぇ」というβのセリフを受けたαが「は?こっチの相手怪獣8号だぞ」って言うのが面白いですね。βの相手も人類側最高戦力の一角なんですが。

 

 そんな鳴海玄、スーツの解放戦力は脅威の98%

 これまでの最高値は第3部隊隊長亜白の96%だったので、数値だけでいえば亜白超えの化け物ということになります。まぁわかってはいたけどこうして描かれるとすげぇ……となりますね。

 

 個人的に好きだったのはこの鳴海の解放に対して研究員たちが「鳴海隊長全解放!!周囲を接近禁止エリアに指定します!」と叫んでいた点ですね。味方からも恐れられる戦力、というのはやっぱり最高のロマンなんですよ。

 

2.専用武器を構える鳴海玄

 

 鳴海の専用武器は巨大な斧状の武器、と思っていたら銃器も内蔵しており、斬撃と銃撃の波状攻撃を可能にするというロマン武器。しかも斬撃自体は切断と同時に対象を焼く機能までついており、遠近双方に対応しているのがすごい。こういうキャラクターって大抵遠距離か近距離のどちらかに特化している代わりにどちらかが苦手、というのが定石だったりします(実際に第3部隊の亜白と保科はそれぞれが遠距離と近距離に特化しているキャラクターでしたしね)。それを一人でカバーしちゃうって、ちょっと属性盛りすぎじゃないですか……?

 

3.二つ目のナンバーズを解放する鳴海玄

 

 鳴海の動きに対応したβが辺り一帯に体を張り巡らせ、全方位からの攻撃で鳴海を仕留めようとします。

 が、煙幕が晴れた先にの鳴海は無傷で、「ボクがその上をいく脅威だから」とヘラヘラしています。飄々とした強さ、ほんま好き。

 

 もうこれだけで鳴海すきすき侍になれるんですが、今回はその興奮を易々と超える展開が待っていました。

 

 

「Rt-0001。鳴海玄もう一つの専用装備。1号の網膜から造られた、日本最古の識別怪獣兵器だ」

 

 

 最終ページ見開きカラーはかっこよすぎひん?????

 

 オタク、こういうのが大好きなんですよ。見開きで主要キャラクターの真価が発揮される展開、どう足掻いても面白さしかないじゃないですか。

 

 

 いやほんと、鳴海玄の属性特盛すぎませんか?

 

 ・ツートンカラーで戦闘時にオールバックになる

 ・怪獣の能力を宿した目を持っている

 ・二つの専用武器を所持

 ・普段はヘラヘラと頼りない

 ・作中最高戦力

 ・イケメン

 

 特盛すぎて溢れそうになるくらいには特盛。とんでもない男ですよこいつ……初登場から株を一切落とすことなく魅力を余すところなく発揮し続けるその姿、まじで良すぎる。

 

 しかもこの男の活躍、まだ続きそうってのが最高すぎますね。次回は鳴海無双回だと思って良さそうですねこれは。

 

 

 ここ最近の怪獣8号、まじでずっと面白いです。そりゃ累計売上400万部突破しますよ。

 

 

 次回はお休み回なので少し箸休めですね。

 

 

 それではまた。

 

 

 よしなに。