ども、けろです。
渋谷事変が終幕を迎えたのが第136話前後。そこからvs乙骨や禪院家お家騒動、パンダと学長のストーリーなどを経て今週号が第160話と、ここにくるまでの幕間が20話以上と結構なボリュームでしたね。単行本換算で2巻ちょっと。もちろんこの幕間も最高に面白いんですが、読み手としては「ついに死滅回游が始まる!!!!」という感じです。
というわけでやっていきましょう、呪術廻戦感想回です。
ちなみに動画の方は先日先んじて公開しているのでこちらもよければ。
1.すっぴんJKの枕元に立つ顔がいい男
開幕「ごめんね」というセリフとともに姿を表した羂索。ちょっと夏油傑の肉体で妖艶な微笑みを浮かべるのマジで反則技じゃないですか?
しかもこの羂索、パジャマ姿のJKの枕元に無断で立つとかいうデリカシーのなさ。おいお前まじでいい加減にしろよ。
羂索に対し「誰?」と返したこの女性は、杉沢第三高校オカルト研究会2年の佐々木節子。メガネかけてないとまじで誰か一瞬わかりませんねこれ。
佐々木が住んでいる地域が死滅回游の結界として選ばれたことを告げる羂索。この二人のやり取りの絶妙な空気感というか不慣れなキャッチボール感、個人的に結構好きです。特に「ここは選ばれたんだ」という羂索に対して「自宅でそれは勘弁してくれませんか」って返すのが好き。相手がとんでもない術師だということを知らない佐々木だからこそ出せるこの間の抜け方、シュールギャグって感じがします。
おまけに去り際にさらっと「そうだ、言い忘れる所だった。息子と仲良くしてくれてありがとう」ととんでもない爆弾をぶち込んできやがりましたよこいつ。
羂索と虎杖の関係性についてはこのブログでも既に何度か取り上げていますが、今回のこのセリフでほぼ確定と言ってもいいのではないでしょうか。やはり羂索は、自らお腹を痛めて虎杖悠仁を産んだのだ、と。前回の記事からあまり情報は増えていないので、もう一本書くのはこれ以降情報が増えたらにしようと思いますが。
kero-entame-channel.hatenablog.com
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2.仙台に屹立する結界
羂索は続けて、「少し離れた所に刑場跡があるんだ。結界の中心はそこだよ。半径5,6キロってとこかな」と述べます。
この台詞と、のちに佐々木と合流したオカルト研究会2年・井口の「勾当台と広瀬通りの間くらいだ」という台詞を照らし合わせていくと、『仙台藩刑場跡』という土地が浮かび上がってきます。
ここはかつて罪人の処刑が行われていた場所であり、7000人以上の罪人が様々な方法で処刑されていたらしいです。そりゃ人の怨念や負の感情が集積するし、呪術的な「パワースポット」として選ばれたとしても不思議ではありません。これに関しては別の記事を書きます。
これって結構大事な情報な気がするんですよね。何せ羂索自身、「かなり無理をして作った結界だからね」と口にしています。羂索は敵とはいえ凄腕の術師で、現代の並の術師では歯が立たないほどの力を有しています。その羂索が「無理をしなければ作れなかった」ということは、死滅回游を成立させるのがかなりキツいということです。
その助力として「土地に宿っている力」を引き出して使っているとしたら、それぞれの結界の場所がとびとびになっていることにも一応の説明がつくのではないでしょうか。
3.二手に分かれ、死滅回游へ
場面は変わり虎杖達。
コガネが表示する死滅回游の泳者リストを眺めながら「やっぱいねぇなー!!天使!!」とぼやく虎杖。いやまぁ1000年前の人間で「天使」が本名だったらだいぶ時代を先取りしたキラキラネームですし、僕だったらグレます。
どうやら天元も彼女の本名までは知らないようで、「東京の東側の結界にいる」ということしかわからないようです。
秤の提案で秤とパンダが東京第2、伏黒と虎杖が東京第1のコロニーへそれぞれ別れることに。まぁ宿儺は伏黒を利用して何かを企んでいることがこれまでの物語で明かされているので、悪手といえば悪手なんですが、相当強力な術師である鹿紫雲がいること、天使がどこにいるかわからない状況下で索敵をする必要があることを踏まえればこの人選も頷けます。
まぁそれを踏まえた上での虎杖と伏黒の口論は見ていて微笑ましかったですね。かわいい。
さぁ、4人は遂に死滅回游の結界内に足を踏み入れいます。遂にです。
天元の元を訪れたときと比べるとだいぶ人数が減っていますが、それを踏まえても今後の展開が楽しみです。真希がどのタイミングで乱入してくるのか、東北の結界に向かった乙骨の動向はどうなのか、新キャラがどのくらい出てくるのかなど、未知すぎてワクワクが止まりません。
来週以降の呪術廻戦、まじで物語のボルテージが上がっていくのが目に見えているので本当に楽しみです。
というわけで今回はこの辺で。
それではまた。
よしなに。