ども、けろです。
ちょっと今週号の情報量があまりにも多すぎて日付変わった直後に頭がパンクしてます。
というわけでやっていきましょう、呪術廻戦最新話感想回です。
1.乙骨!乙骨!乙骨!
開幕早々虎杖の回想シーンで父親と祖父、母親(?)がぬるっと出てきたのにはびっくりしました。これに関しては別記事で取り上げるのでここでは割愛します。
意識を取り戻した虎杖の前に座しているのは自分の心臓を貫いた乙骨。
「よ、よかった〜〜〜〜」
お前お前お前お前お前お前お前お前お前〜〜〜〜〜〜〜!!!!
乙骨キサマ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
というクソデカ感情が爆発しました。
これも別記事で取り上げますが、僕は以前乙骨ってやっぱり味方じゃね?という考察記事を書きました。結果から言えばその考察は当たっていたわけですが、それにしてもちょっとびっくりさせすぎ。
「やむを得ず芝居を打たせてもらった」って言ってるけど、あなた独白で「着地で潰すつもりだった」「絶対斬ったと思ったのに」とか殺意剥き出しっぽいこと言ってるし、なんならずっと目からハイライト消えたバキバキのキマり方してたし、ちょっと名役者すぎませんか????やっぱり乙骨パイセンしか勝たん。俺はずっと味方だと思ってたよ。
というかこうなることを見越して乙骨にあらかじめ頼んでおいた五条先生、あまりにも優秀。保険かける相手としても乙骨なら間違いないし、完璧すぎる。
虎杖の境遇に対して同情し、「君は悪くない」と言葉をかけてくれるの、かつて同じように自分の力で他人を傷つけてしまった乙骨だからこそ言える台詞だなぁと(厳密には虎杖の力は彼由来ではないんですが)。
2.共に罪を背負う、虎杖と伏黒
乙骨と虎杖の会話の只中にぬるっと入ってきた伏黒くん。君今までどこにいたの????あと脹相お兄ちゃんはどこ???
ちなみにここで伏黒が言っている「高専の結界は緩んでる」という台詞、これはジャンプ9号第137話にて「幕末に東京遷都候補地だった薨星宮直上を中心とした結界、これらを無理矢理県境まで拡張する」とあったのでこれが原因かと思われます。
要は元々は高専に対して張られている天元の結界(=呪霊・呪詛師センサー)を東京都の県境まで拡張し、東京に放たれた呪霊らに対処するということです。センサーの範囲を広げたせいで網の目が粗くなってしまっているということですね。
人を殺したと悔いる虎杖に対して伏黒がかけた言葉は「俺達のせいだ」でした。
これは八十八橋編直後の伏黒・野薔薇の会話中での「(宿儺受肉がきっかけとなり呪殺が増えたことに対して)だから言うな」と、虎杖・宿儺の会話での「(伏黒が自分を助けたことがきっかけで呪殺が増えたことに対して)それ伏黒に言うなよ」が下地にあるんですが、伏黒なりの罪の背負い方なんだな、と。
自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする、という命題を虎杖と共に背負おうとする伏黒と、そんな伏黒を気遣って「俺が隣にいる限り、ずっと苦しむことになるんだぞ!!」と独白する虎杖。
友情、という言葉で片付けていいものではないと思っています。
どちらかといえば「共犯者」「罪と罰の運命共同体」のような言葉が合うのではないでしょうか。
ぬあ〜〜〜〜〜苦しい〜〜〜〜まだ15歳の少年たちが自分の罪と真っ直ぐ向き合おうとするその姿勢があまりにも純真で、でも歩む道は地獄で、どういう感情で彼らと行く末をみていけばいいのかわかりません。
3.舞台はデスゲームへ
と思っていたら突然始まったデスゲーム、"死滅回游"。
ルールの複雑さはさておき、これまでとは全く違った角度での呪術戦が展開されそうで楽しみです。
個人的には現在判明しているルールだけだと「泳者って自ら危険を冒して死滅回游に参加する必要なくね?」と思ってしまいます。というのも彼らに刻まれた術式は偽夏油によって後天的に与えられたものなので、それを失っても特に彼らにマイナスはないはずだからです。
とすると考えられるのは、彼らが皆偽夏油によって洗脳されているか、ゲームに参加せざるを得ない理由があるか、術式剥奪がイコール死に直結する可能性があるか、などになります。
いきなり始まったデスゲーム編、個人的には一つの漫画の中で色々なことに挑戦するのはめちゃくちゃ好きで。それこそ吸血鬼や超能力者なんかが登場したGANTZみたいで。
死滅回游編は来週から始まるんでしょうか。
作者が公言している「三つの大きな山場」の内二つ目が早くも始まりそうなのが恐ろしいですね。まじで無駄がなさすぎる。
来週を楽しみに待ちましょう。
それではまた。
よしなに。