ども、けろです。
すっかり不定期更新となってしまい、漫画の感想記事が滞ってしまいました。一応その間もYoutubeの更新は続けていましたので、媒体は異なりますがよければそちらも……
9月も中旬。すっかり秋の訪れを感じ始め、スーパーには神の生み出した奇跡の果実・梨が並ぶようになりました。最高。
というわけで今回は、先日公開になったアニメ『呪術廻戦』2期のティザービジュアルがめちゃくちゃ良かったのでその感想記事になります。ボリュームは控えめなので悪しからず。
1.さしすの12年前の姿が尊い
まずはこれですね。恐らく都内と思われる電車内と、そこに描かれた在りし日の五条悟・家入硝子・夏油傑の「さしす」の3人。
この過去編「懐玉・玉折」は物語の時間軸としては本編の12年前なので当然なんですが、3人とも若いですね。
五条は丸い黒眼鏡をかけて座席を幅広く使い、家入は髪が短くクマもない。そしてスポットライトの中心になるであろう夏油傑はスクールバッグを持ち足袋っぽい履き物を身につけているという……
これ、多分ですけど二次創作で死ぬほど擦られたであろう「青春の一幕」だと思うんですよね。
高専帰りなのか任務終わりなのかはわかりませんけど、こういう何気ない日常の1ページが本当に良い。まだ袂を分つ前の五条と夏油の関係性がここから感じられて、2人の表情がめちゃくちゃ良い……
僕は呪術廻戦だと乙骨・直哉・真依あたりが推しキャラなのでなんとか死なずに済みましたが、五条や夏油のファンの人達は無事だったんでしょうか。非常に気になります。
2.奥にチラッと描かれた天内理子
ここからは「公式相変わらず人の心がないな」ポイントになります。
何せ呪術廻戦の公式は0巻の映画で五条と夏油の高専時代のオリジナルカットを挿入してファンの心を殺す天才で、それは映画公開後しばらく経った今も健在でした。
先ほどのティザービジュアルの奥を拡大した画像になりますが、このキャラどこかで見覚えがありませんか。
そうです。懐玉編で登場し天元と同化する運命を背負った少女、天内理子です。
天内理子と五条・夏油が出会うのは高専の任務でのことなのでこれは「何気ない日常の中ですれ違っていたんだよ」という匂わせ演出なのだと思いますが、わざわざこんなことしなくてもよくないですか???
生まれた時から星漿体として育てられ、天元と同化し友人達と永劫の別れになる運命を背負った女子中学生、あまりにも重いし作中での悲しすぎる最期を思い出すとこの後ろ姿を見るのがしんどいです。とても。
3.立っている人物と座っている人物の対比
これは僕が気づいた考察内容ではなくSNSで見かけたものになりますが、あまりに人の心がない着眼点で変な声が出たので共有いたします。
このティザービジュアルには主に4名のネームドキャラが描かれています。
五条悟・家入硝子・夏油傑・天内理子です。
そして彼らの行動を分類すると、「五条悟・家入硝子」の2名は着席し、「夏油傑・天内理子」の2名は立っています。そう、「立っている2人」は作中で死亡しているキャラクターなんですよ。やば。人の心。
公式がどういった意図でこのティザービジュアルを作ったのかは分かりませんが、こんな解釈の余地のある一枚絵を作り出すのあまりに残酷な天才だなと思います。
もし今後公式が電車内を切り取ったポスターやビジュアルを発信してきた際は、そんな視点に着目してみるのも心が死んで良いかもしれませんね(良くない)
4.禪院直哉登場の伏線
さて、全国1億2千万の禪院直哉ファンの皆さんお待たせしました。
最近本誌では誇張やネタ抜きに激アツの成長を遂げた直哉ですが、そんな直哉が遂にティザービジュアルに描かれる時がきました。これはつまり、3人の過去編である懐玉・玉折編に当時16歳前後の禪院直哉が登場することの伏線と言っても過言ではありません。
恐らくごく一部の方は「は?どこにいるんだよ笑」「直哉ファンの幻覚アピキツいわwww」と思われていることでしょう。
ですが、残念ながら今回は「公式の供給」という否定しようのない確固たる答えがあるわけです。
さぁ、みんなで一緒に直哉の姿を見てみましょう。
どうですか。彼の凛々しい横顔。何気なく描かれていたので危うく見逃すところでした。
え?
どこって?
そう仰る方がいるだろうと思って、社会人4年目の僕はちゃんとマーキングしておきました。
再度目の穴かっぽじってよく見てください。
どうですか。金髪ショートの横顔。これはまごうことなき禪院直哉その人です。
天内理子をさりげなく描いた真の狙いは、こうして禪院直哉の登場の伏線を巧みに隠すためだったわけです。
とはいえ直哉は「特別一級術師」という、高専とは無関係の術師ですから姉妹校交流会には参加していないはずです。だとしたらどんな形で描かれるんでしょうか。そしてCVは一体誰なのでしょうか。
「2023年放送」以外に詳細な日程は不明ですが、2023年の放送が今から本当に楽しみです。
というわけで今回はリハビリも兼ねてこの辺で。
それではまた。
よしなに。