けろの漫画雑談所

漫画の感想・考察・妄想の集積所です。主にジャンプ作品についてだらだらと語ります。

【感想】第182話『東京第2結界②』|秤金次、堂々の領域展開!【呪術廻戦】

Hatena

 ども、けろです。

 気がついたらもう2022年の3分の1が終わりかけているという事実に驚きを隠せません。1月は年初で記憶がありますし、3月も年度末でバタバタしていた記憶があるんですが、2月、ありました??僕の記憶から2月の日々がすっぱり抜け落ちているんですが、2月ってありましたっけ?

 

 などと年寄りのような妄言はそこそこに、早速やっていきましょう、呪術廻戦感想回です。

 

 

1.シャルル・ベルナールの能力・未来視

 

 明らかになったシャルルの能力、それは自身が持つ得物「G戦杖」にインクが満ちると数秒先の相手の未来が視えるようになるというもの。

 未来視というのはどの漫画でもなかなかにチートで、作品によって様々な制約があったりします。同じジャンプ作品であれば『ヒロアカ』のサー・ナイトアイの場合は指定した未来を見ることはできませんし、他には確定した未来しか見えないとか、強すぎる能力が故のデメリットというのも相応に存在します。

 

 今回のシャルルの場合は、描写から考察すると「ペン先に相手の血液を取り込ませる」が条件に該当する感じでしょうか。

 彼自身が「未来が視える」と発言する前後にペン先で秤に傷をつけている描写があるので、単純な時間経過や呪力云々というわけではなさそうです。

 

 そう考えるとこの能力は圧倒的な格上・遠距離主体で戦う術師には向いていないといえそうですね。

 何せ相手の未来を視るためには相手に接近戦で傷をつけなければいけないので、五条や宿儺のように勝負にすらならない格上や、メカ丸のように遠距離戦で戦える術師には効果が薄いです(そもそもメカ丸はメカなので血液摂取ができなさそうですが)。

 

 個人的には「条件」と書いて「インク」と読ませたり、Gペンの形をした武器の名称が「G戦杖」だったりするのがイカしてますね。恐らく「G線上のアリア」あたりが名前の元ネタになっていそうだなと勝手に思いました。

 

2.シャルルを圧倒する秤の呪術センス

 

 未来視というチート能力を引っさげて秤と対峙するシャルルですが、当の秤はというと「だったら常にオマエの死角から詰めりゃいいだけだ」とシンプルに応じました。

 

 いやその適応力はおかしいだろと笑いました。

 未来視ですよ?1秒という短い未来とはいえ、自分の行動が相手に読まれるというリスクがあるにも関わらず、「ほな死角から詰めればええやろ」って判断し、それを何の迷いもなく実行に移せるの、適応力と呪術センスがバグり散らかしてるとしか言いようがない。

 

 ここまでの戦闘において秤は術式の一切を使用しておらず、あくまで単純な呪力操作と肉弾戦のみでシャルルの未来視にほぼ完璧に対応しています。乙骨は秤のことを「ノってるときは僕より強い」と評価していましたが、今のところあながち間違ってない……

 

3.領域展開・「坐殺博徒」

 

 シャルルの追撃を受けて傷を負い、2秒先の未来を見られるようになった秤。

 

 そんな秤がとった手段はまさかの領域展開「坐殺博徒」</span>。

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 ついこの間にも仙台結界で領域展開三重奏とかいう異次元の盛り上がりを見せていたのに、まさかその数週間後にそれと並ぶか、それ以上の盛り上がりを披露されるとは思ってもいませんでした。ちょっとあまりにも面白すぎる。

 

 

 秤の術式についてはこれまでも多くの考察が飛び交っていましたが、今回の領域展開「坐殺博徒」という名称、並びに「秤の領域と術式のルールが開示される」というナレーションから、①秤の術式は賭博・ギャンブル系であり、②日車の「誅伏賜死」と同様に領域展開と術式がセットのパターンであると考えられそうです。

 

 そうなるとこのシャルルvs秤の戦いはまさかのギャンブル対決になる可能性もありそうですね。

 いやほんと、この戦いで秤の術式がお披露目になるだろうとは予想していましたが、まさか領域展開まで披露されるとは思いませんでした。

 

 次回は遂に秤の術式と、その能力が明かされるでしょうから今から本当に楽しみですね。

 今週号が合併号なので少し間が空いてしまいますが、続きを楽しみに待ちましょう。

 

 

 それではまた。

 

 よしなに。