ども、けろです。
今年は梅雨らしい梅雨なくね〜?と余裕ぶっこいていたら見事に低気圧と湿気に殺されています。
しかもこの梅雨が終わると待っているのは灼熱の夏なので、いよいよ今年は生き残れる気がしません(毎年言ってる)。
というわけで暑さで息絶える前に早速やっていきましょう、ヒロアカ感想回です。
1.皆を笑顔にするために、独り笑顔を捨てた少年
先週から引き続き地獄のような展開なわけですが、今週もめちゃくちゃしんどかったですね……
ボロボロのコスチュームを身に纏って街から街を飛び交い、現地で暴れている敵を鎮圧して回るデクの行動は紛れもなくヒーローのそれで、この混沌の社会の只中にあってそれをがむしゃらに遂行できるのは本当にデクらしいなと思うんですが、にしてもその姿はなんなんだよ……
市民と敵の間に突如現れ、あっという間に倒していくその姿は、市民の目には「複数個性持ちの鬼神」に映るわけで、そりゃオール・フォー・ワンの手下と勘違いされても仕方ないですよ。
でもなんというかめちゃくちゃに皮肉ですよね。オール・フォー・ワンが放った悪意を堰き止めようとしているのに、その当人がオール・フォー・ワンの手下と見間違われてしまうの、本当にしんどい。
でもやっぱりどんな姿になってもデクの根幹にあるのは「困っている人を救いたい」という自己犠牲の精神で、だからこそデクは「皆とまた笑って過ごせるように」という思いでひたすらに歩み続ける。
でもそのデク本人が笑っていなきゃダメなんだよ……君が憧れたヒーローはどんな状況でも人々を笑って救けるオールマイトだったじゃないか……
人々の笑顔を守るために自分が笑顔を捨ててしまうその行動を、オールマイトも誰も望んでいないはずだよ……
2.かっちゃああああああああああああ
「いたぞてめェら」
あああああああああああああああああああああ
かっちゃあああああああああああああああああ
デクとディクテイターが相対したその地は、かつてオールマイトが戦い、そしてその力を失った地で、彼が力を失う遠因はかっちゃんにあって。
そんなかっちゃんが、デクのすぐそばでデクの成長を恐れていたかっちゃんが、デクの窮地に真っ先に駆けつけてくれるの、まじで少年漫画すぎる。
しかも、デクが市民を救けて敵に勝とうとしていたのに対して、かっちゃんは真っ先に敵の頭を潰していくの、本当に対比がニクすぎる。これ嫌いな日本人いませんよ(クソデカ主語)。
かっちゃんの手にはスマホが握られていて、彼の台詞からもその向こう側にいるのは高確率でA組のみんなだと思うので、ちょっと次回が待ちきれませんよ。
かっちゃんに「オールマイトはそんな顔しねぇ」「それがテメェのなりたかったヒーローかよ」って説教してほしいし、お茶子ちゃんには「馬鹿野郎」ってビンタされてほしいし、ちょっとデクには頭を冷やす時間と相手が必要なんですよ。
その先駆けとして現れたのが幼馴染のかっちゃんなの、本当にずるい。あまりにもアツすぎる。
こんなの次回が気にならない読者いませんよ。
うおおおおかっちゃああああああああああああああ
というわけで次週は休載のようなのでまた次回。
よしなに。