ども、けろです。
劇場版呪術廻戦0、今から楽しみですね。
主人公・乙骨憂太のキャラデザが公開されたり、どう見てもラスボスにしか見えないヒロインが描かれたティザーが公開されたりと、公開の半年前からファンを盛り上げてくれる心配りに今から胸が躍っています。乙骨の声優発表はまだかな。
というわけで今回は、タイトルにもある通りそんな0巻に関する考察をやっていきましょう。
文字を読むのがだるいよという方は下の動画にわかりやすく(自画自賛)まとめてあるのでそちらを見てくだされば時短になります。
とはいえこれはブログなので是非最後まで読んでいってね(支離滅裂)。
1.折本里香の家族構成と、折本里香の人物像
1-1.家族構成
里香に関しては開示されている設定が少ないのですが、0巻のおまけページ、及びファンブック等の描写から読み取れる家族構成は「母・父・里香の3人家族」であり、両親がいなくなってからは「父方の祖母」の元で育てられた、ということです。
このうち母親は里香が5歳の時、0巻から約12年前に原因不明の急死、父親は里香の小学校入学2日前に出向いた登山先で行方不明になりそのまま失踪という最後を遂げています。まぁ父親に関しては十中八九亡くなっていると考えて良いでしょう。
1-2.人物像
折本里香という人物を語る上で欠かせないのが、「憂太以外の人間が嫌い(特に女性と年上男性)」「時折大人さえ操る言動をする少女」という人物像です。
特に前者に関しては割と徹底していて、0巻で乙骨が負傷した真希を治療しようとした際に「なんでお前ばっかり!」とキレています。
これだけを見れば「単に嫉妬心が著しく強い人物」だと解釈することもできますが、この考察では少し違った見方をしようと思います。
2.一週間行方不明、という不可解さ
折本里香は小学校入学の2日前に父親と共に登山に出かけ、そこで行方不明になりました。
里香は一週間後、山頂付近の避難小屋で救助されるも父親は行方不明のまま。
この内容、少し不可解じゃないでしょうか。
小学校入学前なので季節的には3月末、当時里香は6歳なので、そんな娘を連れて難易度の高い山に行くとは考えにくいですし、難しい登山道を選ぶとも考えにくいです。
加えて当時は2006年前後、既に携帯電話は普及していたので救けを求めようと思えばすぐに求められる環境でした。6歳の娘が一緒なら尚更です。
にも関わらず、この親娘は一週間行方不明だった。そして里香だけが救助された。
加えて謎なのが、救助された後の里香が「検査入院」したということです。
一週間山の中で行方不明になっていたとあれば、肉体的には相当消耗しているはずです。水はともかくとして食べ物が得にくい環境で一週間生活するというのは当時6歳の里香にとっては相当きついはずです。
「検査入院」とは、身体に異常があるかどうかを検査するための入院で、遭難して衰弱した人間であれば通常通りの「入院」になるのではないでしょうか。
つまりこれらの数少ない情報を合わせた結果浮かび上がってくるのは、「女性・年上の男性嫌いの娘が父親登山に出向き、父親は失踪。娘は一週間後保護されるも、緊急入院ではなく検査入院程度の体調だった」ということになるんじゃないかなと。
え、めちゃくちゃ不気味じゃないですか?
3.折本里香の設定から紐解く、「家族殺し」の可能性
父親が行方不明のまま、というのは、作中で語られたとある設定と符合します。
日本国内の怪死者・行方不明者は年平均10000人を超える
これは単行本1巻、第1話で伏黒から語られたことで、これ自体は呪霊に関する被害のことですが、ここで重要なのは「呪いに関連する行方不明者がいる」ということです。
加えて五条は「死体が見つかればまだまし」と述べているので、「死体が見つからない(=行方不明の)人の中には呪いに関連する死者がいる」となります。
山中で行方不明になった里香の父。彼の死体が見つかっていないというこの状況は、上記の記述と合致します。
もし山中に突然発生した呪霊に襲われたのであれば、父親だけではなく里香も被害に遭っているはずなので、これは呪霊の仕業ではない可能性が高いです。
であるなら、父親の失踪に加担できるのはこの場でただ一人。
折本里香本人です。
どういった術式?というのは現時点ではまだ結論が出ていません。
ただ、彼女の周りでは既に母親と父親の二名が謎の死/失踪を遂げているわけで、加えて彼女は子供であるにも関わらず「大人を操るような言動をする」人物です。
一つの可能性として、彼女が術式、あるいは呪力を(自覚的・無意識問わず)使うことができたとしても不思議ではありません。
と、思考の断片をこうやってポイっと投げる試みは久しぶりだったので所々読みづらいかもしれませんが許してください。
0巻に関してはまた考察をやっていきたいと思います。
それではまた。
よしなに。