けろの漫画雑談所

漫画の感想・考察・妄想の集積所です。主にジャンプ作品についてだらだらと語ります。

【感想】第46話_現代舞台の真価と葛藤、あかねちゃんの可愛さ【推しの子】

Hatena

 ども、けろです。

 先週あたりから『左ききのエレン』ばりの働く大人の少年漫画的展開でこちらのメンタルを削りにきている『推しの子』なんですが、ちょっと今週も刺さりまくりました。

 

 というわけでやっていきましょう、推しの子感想回です。

 

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1.可愛いあかねちゃんが可愛すぎる

 

 ウゴゴゴゴゴゴ……あかねちゃんが可愛すぎる……

 ちょっと今週号のあかねちゃんの可愛さやばくないですか?天も次元も突破して掴んでみせるぜ己の道を!って感じじゃないですか?(は?)

 

 開幕の目細めてぶすっとしてる顔も、アクアに「ちょっとデートしよ?」って誘ってる笑顔も、舞台の感想を言うアクアに向けためちゃくちゃ弾ける笑顔も、「んふふふふふふ」ってにやける顔も、ちょっと全部が可愛くて頭バグるかと思いました。

 

 

 ウゴゴゴゴ…僕もあかねちゃんとデートしたい…(キモオタ)

 というのも僕、アイドルオタクなんですよ(カミングアウト)

 48グループや坂道グループがめちゃくちゃ好きで、高校生くらいの頃から日常生活に「推し」がいる生活を送っていたので、この「推しの子」の破壊力がマジでえげつないんです。クリーチャーがフィールドに6体以上いるときのアポカリプス・デイくらいえげつないんですよ。

 物語の設計・設定上、「推しの子」には様々な女性キャラクターが登場するわけですが、そのどれもが魅力的かつ異なる可愛さを持っていて、読者にとって「推し」を決められるようになっている漫画だと思っています。

 

 

 推しが、、、、、かわいい、、、、(ため息)

 

 というかこんなに可愛いあかねちゃんが負けヒロインなわけないですよね?自分からデートに誘う積極性や主人公と同じ話題で盛り上がりつつ新しい側面を与えてくれる飽きのなさは完全に正ヒロインのムーブですよね?そうですよね赤坂先生???

 

 今週はとりあえず「あかねちゃん可愛い!」を2ページ間隔くらいで発していたら読み終わってしまうくらいあかねちゃんの可愛さが凄まじかったです。マジで幸せになってくれ……

 

2.現代舞台の進化と真価

 

 と、クソデカ感情を吐露しているだけだと完全にヤバいブロガーなので、ちゃんと話の中身にも触れます。

 

 僕もアクア同様舞台には疎い人間だったので初めて知ったんですけど、今の最先端の舞台ってマジでハイテクなんですね。

 客席が360度回転するように設計されていて、セットを切り替える時間的コストを削減。役者が大きく動けることで演技の幅も増えるし、その分客側も感情移入しやすい、と。

 

 もちろんこれらの大舞台は(あかねちゃんも言及しているように)ごくごく限られたものであり、それ以外は従来通りの舞台装置が主だとはいえ、こういう裏側というか業界の知識を漫画で得られるのはありがたいです。こういう最先端の技術が盛り込まれた舞台観に行きたいっていう思いが湧くので。

 

 

 あと舞台の感想を求められた時に少し照れ臭そうに「正直良かった」って返してるアクアがかわいいですね。お前らマジでビジネスカップルじゃなくて正式に付き合ってくれ。オタクからのお願いだ。

 

3.アクアの大立ち回り

 

「脚本のGOAくんは降りてくれと」

 

「優秀なんだよ彼は」

 

「本当に……降ろしたくなんてなかった……」

 

 

 いやキッッッッッツい。

 大の大人達が本気で面白いものを作ろうと手を取り合って作ってきた作品を、他ならぬその作品を生み出した原作者に否定され、あまつさえ自分が書いた脚本が白紙に戻され舞台からも降ろされるというのは、多分僕らが想像もできないほどの苦痛を当事者に齎すのでしょう。

 ここであえて語り手の表情を描かずに目元から下のアングルや後ろ姿を描くの、漫画的魅せ方としてめちゃくちゃ上手いなぁと感じました。

 表情や感情はあえて見せず、読者の想像に委ねるというやり方は、単に全てを描くよりも読者が各々の想像で補うことができる分感情移入が大きくなります。セリフの「……」という"間"や、キャラクターの陰影でそれらを表現するの、個人的にはめちゃくちゃ好きです。ごちそうさまです。

 

 

 脚本家が(舞台を理解していない)原作者の意向で降ろされてしまうというまさにその時に「感動代にちょっと小突く位はしておくか」と電話を取り出すアクア。

 

 

 一転攻勢だ〜〜〜〜〜!!!

 アクアお得意のどんでん返しの始まりだ〜〜〜〜〜!!!

 

 

 アクアがこうして動くときは必ず何か大きなことをしでかしてくれるというのは、僕たち読者は恋愛リアリティショー編で学習済みなので、ある意味ここから先は安心して読める気がします。

 というか誰に電話かけてるんでしょうね。

 まさか原作者に直接電話したりはしないでしょうし、これまでのやり取りを考えると原作者の知人でありアクアが以前出演したドラマ『今日は甘口で』の原作者とかでしょうか。

 

 なんにせよアクアがどう行動し、舞台がどう動くのか。そして降ろされそうになった脚本家は無事続投できるのか。

 個人的には(先週ラストの描写のおかげもあって)この脚本家にはなんとかしてハッピーエンドを迎えてほしいと祈っています。。。。。。

 

 

 

 というわけでまた次回。

 

 

 よしなに。