ども、けろです。
今週のジャンプは待ちに待った呪術廻戦掲載号です。前回は天元との邂逅を果たしたところで終わっていて、1週休載を挟んでいたのでめちゃくちゃヤキモキした一週間でした。
と思っていたら今週号は前回を上回るほどの情報量で頭が無事バグったので、一つ一つ整理しながら感想を書いていこうと思います。なお詳しい解説や考察については後日別記事を数本に分けて書いていこうと思います。
1.偽夏油の正体が遂に明かされる
これまで謎に包まれていた偽夏油、もといメロンパンの正体が天元によって遂に明かされました。
名を羂索(漢字出てこなさすぎた)。
「羂」には「わな・あみ、くくる・つなぐ」といった意味があり、「索」には「なわ・つな、もとめる」といった意味があるようです。
この名前の元ネタ等については後日解説記事をあげますが、個人的には「羂索」という名は彼の本名ではなく、両面宿儺のような異名だと思っています。というのも「羂索」は菩薩や観音像が持つ縄のことであり、転じて不空羂索観音という観音も存在します。
生まれた時からその名前だったというよりも、むしろ彼が活動を始めてからついた名前だと考える方がスッキリしそうです(自称か他称かは分かりませんが)。
体を入れ替え、時を超えて暗躍する羂索。
最低でも1000年前から暗躍する彼の本当の名、そして本来の容姿とはどんなものなのか、個人的にめちゃくちゃ気になりました。
あと登場して2話目でめちゃくちゃ喋ったり喜怒哀楽の表情がわかりやすい天元様、ちょっと人間味があって好きです。目は4つあるけど。
2.要は人類補完計画ってことで合ってる?
ここからの情報量が多過ぎて脳が無事死んだんですが、要するに偽夏油改め羂索の目的は人類補完計画ということで合ってますか?
全ての人間を天元と同化させ、その上で全ての人間を強制的に進化させる。その先にあるのは「個」を失い、「概念」としての存在に昇華した人類。その状態を「生きている」と呼べるのかは疑問が残りますが、「不死」の天元と同化するからには同化後の人類は皆不死になるのではないでしょうか。
「個」としての人間ではなく、「概念的な存在」としての人間を作り上げようとする羂索。エヴァの人類補完計画がリフレインしました。
いや話むっっっず。まじか。これ19ページの情報量じゃないよ冷静に。
HUNTER×HUNTERとかデスノートの文量よ。
3.五条悟復活の可能性について
そして明らかになった「獄門疆・裏」。
要するに獄門疆内部の封印空間に繋がっているもう一つの扉、ということですね。
ただこの扉を開閉できるのは表の所有者である羂索のみとのこと。
じゃあなんで表と裏があるのって話なんですが、ドラえもんのスペアポケットみたいなものかなと。表が何かしらの理由で封印されたり破壊されたりしても、裏の方から扉を開ければ中に封印したものを取り出せるので。
獄門疆はそれ自体に結界術が宿っているようで、かつて登場した「天逆鉾」やミゲルが使っていた「黒縄」等の術式効果を破壊する呪具を使えば封印が解除できるとのこと。
というかここにきてまたミゲルの株が上がっているんですが、本編で未だに登場していないのにこれほど読者からの期待値が上昇しているキャラクターも珍しいですね。まぁミゲルはキャラデザ等も人気でしたし。
4.天使ちゃんのキャラデザが性癖に刺さりすぎてる
最後の最後で登場した天使ちゃんこと来栖華。頭には天使の輪っかが浮かんでるし背中からは羽が生えているし手にはラッパを持っているし、何より内巻きボブが可愛すぎる。
何が言いたいかというと、
新キャラが性癖に刺さりすぎる!!!(米倉涼子)
多分これラッパを吹いて攻撃するタイプの術師じゃないですか。おまけに(原理は謎だけど)空飛べるようですし、タートルネック風の服装も良すぎる。
これまでずっと和テイストで進んでいた呪術廻戦に突如として現れた「天使」という洋風テイスト。めちゃくちゃいい。
来週以降このキャラが動いたり喋ったりするのが今から待ちきれません。
1000年前の術師ですし、恐らく羂索と契約していた側でしょうからすぐに味方になるとは考えにくいですね。ここら辺もどうなるのか楽しみ過ぎます。
それではまた来週。
よしなに。