ども、けろです。
久しぶりのキャラクター紹介、前回は伏黒甚爾について取り上げました。
今回は脱サラ呪術師こと七海健人についての解説記事となります。
1.プロフィール
七海健人、7月3日生まれの蟹座。作中での年齢は28歳。
好きな食べ物はパンとアヒージョ。苦手な食べ物は平麺。
好みからしてお洒落なイタリア料理店で赤ワインとか飲んでそうですね。何なら行きつけのバーが表参道とかにありそうなイメージ。
術師としての階級は1級。ただし非術師の家系出身。
ちなみに五条とかのせいで感覚が狂いがちですが、ほとんどの術師が2級か準1級で頭打ちになるので、七海はめちゃくちゃ天才です。
作中の描写から元々外資系の銀行か証券会社に在籍していたが、行きつけのパン屋のお姉さんに取り憑いていた呪いを祓ったことがきっかけで術師に復帰。
2.術式
彼の術式は「十劃呪法」。
対象を線分し、7:3の位置に強制的に弱点を作り出す術式。
弱点箇所にジャストミートすればガードの上からでも対象を破壊できたり、布でぐるぐる巻きの呪具でも四肢を切断できたりする。近接戦で未開示の状態だと普通に防げなくない?
拡張術式として「十劃呪法・瓦落瓦落」があり、これは十劃呪法により破壊した対象物に呪力を込めるもの。建造物にこれを使うと瓦礫全てに呪力が付与された攻撃になるので厄介。地形もアドバンテージにできるの強すぎる。
と、特に近接戦闘においてはかなり強く立ち回れる術式。
3.生涯
呪術高専時代は一つ上の代に五条や夏油、家入がいる世代で、同級生に灰原雄。
灰原雄が産土神信仰の任務で命を落としたことがきっかけかは定かではないが、高専卒業後は一般就職(証券会社にせよ外銀にせよ、普通は四大卒が採用条件になったりしているので、恐らく大学に編入した?)。
その後術師に復帰。
以後は高専側の術師として呪いを祓う日々を送っていた。
10月31日の渋谷事変にて特級呪霊・陀艮と応戦。
その後同じく特級呪霊・漏瑚により全身を焼かれ、致命傷を負う。
満身創痍の体で駅構内に放たれた改造人間を狩り続けるも、その最中特級呪霊・真人に遭遇。真人の「無為転変」により死亡。享年28歳。
余談ですがジャンプ本誌でリアルタイムで読んでいた僕は、この号で叫びました。まさかここで死ぬとは思ってなかったので。
4.作中での戦績
意外と戦闘シーンが少ない七海。
vs改造人間、○
vs真人(初戦)、引き分け
vs重面春太、○
vs陀艮、引き分け(甚爾の乱入により有耶無耶になったため。陀艮の術式にやられていたことからほぼ●と判断してもいいかと)
vs漏瑚、●
vs真人、●
後半は相手が悪すぎますね……特級呪霊ばっかり相手してる…
5.名言
七海は作中でも屈指の名言製造機だと思っています。
「労働はクソです」
…その通りすぎる。
「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり、そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです」
…社会人を経験してアラサーになった七海だからこそ言える言葉。
「私は大人で君は子供、私には君を自分より優先する義務があります」
…ナナミン!!!
言葉の端々に「大人の余裕」を感じさせるのが最高すぎます。
というか虎杖周辺の大人が五条悟みたいなおとな子供みたいなやつなので余計にしっかりして見えますね。
ナナミンの解説記事は以上となります。
これからも少しずつキャラクター解説記事は上げていきますので、ゆるっと読んでいってください。
それではまた。
よしなに。
*1:引用:芥見下々『呪術廻戦』第3巻、集英社、p55