ども、けろです。
週末恒例の呪術廻戦アニメ感想回、早速やっていきましょう。
1.一年生ズ、仲良く任務へ
虎杖伏黒釘崎の3人が仲良く車に乗っているシーン、とても好きです。
掛け合いが平和的だし、基本的に重たい雰囲気を纏っている呪術廻戦の中で数少ないほっこりシーンなので。
個人的にこのシーン、初期の少年院編を彷彿としました。
あの任務も一年生3人での合同任務でした。その任務で虎杖は一度命を落としてしまうわけですが、そこから身も心も強くなった3人がまた同じように任務へ赴くというのは、少年漫画的でとても熱いなぁと。
2.ホラーテイスト強めのエピソード
エピソードの中心は、呪殺された青年たちの死因の解明。
異なる場所で同様の死に方をした3人の青年の共通の知り合いを訪ねようと、補助監督の新田ちゃんと遠征した虎杖たちでしたが、運悪くその知り合いも既に呪殺された後でした。
ここで登場したのが八十八橋という、その地域では有名な心霊スポット。
自殺の名所と言われるこの橋でバンジージャンプをするという度胸試しの存在を知り、犠牲者4人がその昔この橋に出向いていたことを用務員から聞く虎杖たち。
ここまでの話の流れと設定が、めちゃくちゃホラーテイストに仕上がっていて個人的にめちゃくちゃ好きです。元々呪術廻戦は呪いや呪術といったオカルトっぽさをベースにしている作品なので当たり前と言えば当たり前ですが、心霊スポットやそれにまつわる逸話なんかが出てくると、一気にテイストが強まりますね。
おまけに伏黒の姉・津美紀もこの心霊スポットに肝試しにいったことが明らかになり、これまで落ち着いていた伏黒に焦燥感が走るところも、オカルト話を静観していたはずが気づいたら自分も巻き込まれていたという、滲みよる恐怖感を演出していて好きです。
3.血塗が思ったよりキショい
所定の手順を踏んで八十八橋に踏み込んだ3人の前に、呪いの正体である呪霊が登場。
それと同じくして乱入してきたのが、今回冒頭で真人によって受肉した特級呪物・血塗。
ジャンプ本誌の方でキービジュアルは公開されていましたが、こうして着色されて動きがつき、声が充てられるとそのキモさが際立ちますね。
声優は「名探偵コナン」で工藤新一役や「ONE PIECE」でウソップ、「DEATH NOTE」でLを演じている山口勝平さん。ちょっとコミカルで砕けた演技が血塗の不気味さをより演出しています。
本来の任務である呪殺の元凶の呪いを払うことに加え、突如乱入してきた血塗との乱戦に巻き込まれる……というところで今週は終わり。
いやー、めちゃくちゃいい引きで終わりましたね。
次回予告で挟まれた虎杖と釘崎のカット、それに血だらけの伏黒。
原作勢からしてみれば来週は垂涎モノの回になることが確定していますから、MAPPAの作画力であのシーンがどう映像化するのか、今からとても楽しみです。
また来週、きっとクソデカ感情を爆発させているでしょうから、その時にでも。
それではまた。
よしなに。