けろの漫画雑談所

漫画の感想・考察・妄想の集積所です。主にジャンプ作品についてだらだらと語ります。

【感想】第21話_束の間の平穏【呪術廻戦アニメ】

Hatena

 ども、けろです。

 最近ふと気づいたんですが、呪術廻戦のアニメが始まってからというもの、週末の流れが激動すぎませんか。金曜深夜にアニメがあり、その2日後の日曜夜にはもうジャンプで最新話が読めてしまうという。

 これが合併号とかになるとジャンプが土曜発売になるので、一時期それはそれは盛り上がりました。同時に心がかき乱されまくりました。

 

 というわけで早速やっていきましょう、アニメ最新話感想回です。

 以下目次!

 

1.花御タフすぎん?

 開幕登場したのが呪詛師・重面春太と花御。

 花御は前回五条の虚式「茈」を喰らったせいで半身が吹き飛んでいましたが、これでまだ生きているんだからちょっとタフすぎますね。

 漏瑚は領域展開を喰らった直後に頭をむしり取られても生きていましたし、さすが特級呪霊だなぁと。

 

 まぁ花御の硬さ・タフさについては原作でも触れられていましたが、花御は漏瑚より遥かにタフなようです(というかその圧倒的な硬さに加えて防御に全振りした状態の花御の半身を吹き飛ばす五条is強すぎる)。

 

 そんな花御が真人に語った「殺意にブレーキをかけるのはストレスがたまりますね」という言葉。これまでは「精霊」としての側面というか、自然の怒りのようなものを感じさせていた花御が、「戦いを楽しみ始める」という変化。

 やはり人間に取って代わろうとする呪霊は、その成長の過程の中でより純粋な、負の感情の集合体としての呪いに変化していくのかなぁと。

 

2.団体戦終了、そして

 団体戦、並びに呪霊乱入の騒動が落ち着き、各々が休息というか、それぞれの過ごし方をしているシーンが映りました。

 このシーン、個人的にめちゃくちゃ好きなんですよ。

 特に病床の伏黒にピザを差し入れる虎杖と釘崎の距離感とか、学生が集められた場で一人達観した眼差しを崩さない東堂とか。もちろんそれまでの団体戦でも各キャラの色というか特色を掴むには十分だったんですけど、それがよりはっきり出ていた気がして好きなシーンでした。

 

3.開幕、呪術甲子園!

 多分アニメで初見の方は何が起こっているかわけがわからないと思います(そもそも先週の次回予告の時点で意味不明だったと思いますが)。

 大丈夫です、僕ら原作組も最初何が何だかさっぱりでした。

 

 直前まで呪霊と命のやりとりをしていた学生達がここにきて野球??????という。

 あと、これは原作にないアニメオリジナルの描写なんですが、各キャラクターの紹介文のセンスが爆発してましたね。

 芥見先生の監修なんですが、言葉遣いというか表現方法がやっぱり芥見節だなぁと思ってゲラゲラ笑いました。「野球歴2リットル」「うんこがよく出る」とか、まじで意味わからないけどあの雰囲気でそれをやられると爆笑してしまいますね。やっぱり言葉選びとセンスが天才的。

 

 あとは東堂がめちゃくちゃ嫌われてるところとか、ピッチングマシーンをメカ丸と言い張る煽り力お化け真依とか、要所要所に見どころというか笑いどころがあって、箸休め回として最高でしたね。

 

4.起首雷同がくるぞ!!!!

 ぶっちゃけこれで全身の毛穴が開きました。

 元々アニメのopでそれっぽいシーンが描かれていたり、アニメのファンブックにそれらしきカット割が描かれていたり、何より2クールという期間の残り話数的にも可能性が高いと言われてはいたんですが、こうしてタイトルが出るとテンションぶち上がりますね。

 

 原作組が大好きなパート、「起首雷同」通称八十八橋編です。

 アニメ勢の方も見ている(と思う)のであまり深くは触れませんが、個人的にこの起首雷同編は呪術廻戦の各エピソードの中でもかなり好きな部類です。

 話数自体は長くないのですが、その中に各キャラの魅力や芥見節がギュギュっと濃縮されているので、本当に好き。個人的にはこの後の原作で描かれる「懐玉編」「玉折編」と同じくらい好きです。

 

 アニメの残り話数的にはこの起首雷同編を綺麗に畳んで終了だと思うので、残り数話ですが楽しみましょう!

 

 あと、やっぱりアニメでもこの後のストーリーやってほしいなぁと思いますね。鬼滅パターンで劇場版とかやってくれたらマジで泣いて喜びます。

 

 

 それではまた。

 

 よしなに。