けろの漫画雑談所

漫画の感想・考察・妄想の集積所です。主にジャンプ作品についてだらだらと語ります。

【感想】第20話_五条先生が全部解決した話【呪術廻戦アニメ】

Hatena

 ども、けろです。

 そういえば前回のアニメ19話の感想記事を書いていないことに今気づいたわけですが、まぁいいでしょう(よくない)。

 

 というわけで、アニメは既に12時間以上前の放送ですが遅まきながらやっていきましょう、感想回です。

 

 以下目次です。

 

1.ハイセンスゴリラ東堂

 東堂の回想シーンからのスタート。開幕早々高校生をボコっているリトルゴリラの前に現れた怪しい美女。原作勢にはお分かりの通りですが、特級術師九十九由基ですね。まだ登場回数自体そこまで多くないので謎多き女性ですが、彼女が東堂を呪術界に引き入れた張本人のようですね。

 

 そこから一転、遂に初(?)お披露目となった東堂の術式、不義遊戯。能力は一定以上の呪力を持った者・物の位置を入れ替えるというシンプルな術式ですが、扱う人間によってはああも化けるんですね。

 自分と虎杖の位置替えだけではなく、自分と花御、花御と虎杖の位置を入れ替えたりとかなり選択肢が多いです。

 おまけに、発動条件の「手を叩く」という行為そのものをブラフとして用いるセンスも持ち合わせていて、近接格闘戦においてあの術式を使わせた東堂の右に出るものはいないんじゃないでしょうか。

 

 京都校の西宮には「強いのだけが取り柄」という、喜んでいいのか怪しい評価を受けていましたが、それも頷けるくらい圧巻の強さです。

 脳内高田ちゃんとの0.01秒の会話で花御の種子攻撃の危険性を見抜いたり、まじで戦闘センスだけでいえば学生トップクラスかもしれん。

 

 あと、不義遊戯って多分単純な位置の入れ替えだけじゃないと思うんですよね、今回の描写を見る限り。

 というのも、花御の攻撃で吹っ飛ばされた東堂が不義遊戯を使った時、入れ替わった花御が吹っ飛ばされ、自身の攻撃を喰らっていました。対する東堂本人は座したまま。

 これが単純な「位置変え」なら、静止していた花御が吹っ飛ばされているのは不思議ですし、吹っ飛ばされていた東堂が静止しているのも謎です。

 要は不義遊戯って、位置を入れ替えるだけじゃなく、入れ替え前の運動エネルギーも入れ替え後に継続する術式なんだなと。そう考えるとまじでめちゃくちゃ強いですねこれ。石ころサイズの呪具ぶん投げて巨大質量のものに入れ替えたら不意打ちどころの騒ぎじゃない。

 

2.乱暴の程度が別作品な五条先生

 ぶっちゃけこれが本命でしたね。原作ファン待望の、アニメ勢からしたら度肝を抜かれた展開だと思います。

 

 

 五条先生かっちょいい〜〜〜〜〜〜

 

 作画がバグってましたね、虚式「茈」の初お披露目。原作に忠実に、その上で五条悟という男の魅力と規格外の強さをアニメ的描写で美しく描いていて、MAPPAすげぇ……となりました。

 

 あとこれは気のせいかもしれないんですが、五条の作画、ちょっとだけ原作寄りになりました?線の描き方とか顔の輪郭とかが、以前漏瑚と戦った際の美人感よりも原作の畏怖的な魅力ある顔立ちになっていたので。僕としては以前の作画も凄まじくて好きだったんですが、今回のも良いですね……かっこよい……

 

 

 というかやっぱり一人だけ別作品ですよ、あれ。虎杖と東堂が近接でぼこぼこ殴り合っていたと思ったら、超遠距離からかめはめ波みたいな範囲攻撃で一掃って、確かに「規格外」だけど、程度問題ってのがあってね????

 

 五条先生曰く、学内の森を丸ごと吹き飛ばす威力の一撃を放つことが「少し乱暴する」になるようです。多分この人本気出したら一人で日本壊滅できるんじゃないかな。

 

 

 先週も思ったことですが、まじで30分があっという間ですね。気づいたらエンディングが流れていて、作品に没頭していたんだなぁという思いになります。

 次週は平和な野球回、心を落ち着けて楽しみましょう。

 

 

 それではまた。

 

 よしなに。