ども、けろです。
先日日曜は1日予定があって夕方には疲労困憊していたはずなのに、日付変わった瞬間に読めるジャンプ最新号がどうしても読みたくて結局夜更かししてしまいました。きっと読者あるあるだと思います。
先述の記事で「きっと地獄だと思います」と最悪な予言をしましたが、そのはるか上をいく地獄だったのでやはり芥見下々先生はとんでもねぇ作者でした。
それではやっていきましょう。
1.禪院家のお家事情がとんでもない
まず開幕禪院家のお家から始まり、糸目で関西弁で性格がゴミカスのイケメンキャラ禪院直哉が登場、その口の悪さが凄まじかったですね。男尊女卑とルッキズム、血統主義を混ぜ合わせて不純物を濾過した邪悪さ。まぁあの直毘人にしてこの息子ありという感じでしょうか。
続いて禪院扇、禪院甚壱という新キャラが次々登場。扇に関しては単行本5巻・交流会編の最中の過去回想シーンで一回だけ出てきましたね。「聞いたか?扇の娘の話。片方は術式どころか呪いも見えんらしい」という台詞です。真依vs真希の最中の回想ですし、「呪いも見えない」と言われていることからこれは真希のことですね。つまり真希と真依の父です。
甚壱が誰の子なのか、直哉との関係性が分かりませんが、「甚爾君と逆やったらよかったのにな」という台詞と名前の法則性から恐らく甚爾の兄だと思われますね。
となると現時点で判明している禪院家の家系図は(恐らくですが)下記の通りになります。
これを見ると、当主継承順位というのは明確に決まっていそうですね。また後日考察しますが、直哉が嫡男ということで継承順位1位、扇が2位、甚壱が3位でしょうか。継承順位の流れで行けば甚爾にも継承権があることから、必然的にその息子である恵にも継承権があるということになり、直毘人の遺言にも実効力があることが分かります。
また、てっきり男系男子継承制だと思っていましたが、真希が家を出る際に「ならばこちらも相応の試練を与えようぞ」と『当主を継承することそのもの』を否定しなかったことから、あくまで御三家当主継承というのは男子優先長子継承制とかに近い形態なのだと思われます。
にしてもドロドロしすぎでは?
渋谷事変以前の物語が人間vs呪霊だったのに対し、渋谷事変以後の物語は人間vs人間の争いになりそうですね。
しかもこれ、多分相伝の術式を継がせるために近親相姦とかもしてそうですよね。
あと余談ですが、直哉のキャラがあまりにも性癖に刺さりすぎる。糸目で関西弁、おまけにあのルックスで性格がゴミ。多分伏黒と対峙したら「君が甚爾くんの息子かぁ。よかったなぁ術式は父親に似んで」とか普通に言いそうなデリカシー皆無さだと思うし、ガチ強者か噛ませ犬かの二択だと思います。ガチ強者であってほしい。
2.虎杖くんがどんな悪いことしたっていうんだよ
場面変わって虎杖と脹相。すっかりいつメンみたいな顔して隣に立ってますけど、脹相くん、君東横線内でめちゃくちゃ一般人殺してたし虎杖の肝臓ぶち抜いてましたよね。「兄弟とはそういうものだ」ってさも当然のように言ってるけど、虎杖も受け入れるの早すぎじゃない????
情報量があまりにも多すぎてちょっと困惑しています。
ただ、前回渋谷にいた虎杖達が今回では飯田橋ラムラという場所にいるので、移動時間も考慮するとある程度時間が経っていることが分かります。
明らかに意図的に九十九の戦闘シーンがカットされていますし、この間に何があったのか、どんな会話があって虎杖がみんなと離れるに至ったのかとかが今後明かされることを待ちましょう。
というか直哉くんは大丈夫なのでしょうか。
虎杖は指15本取り込んだ3/4宿儺が宿っていますし、伏黒を殺そうとしたら伏黒大好きモンペこと宿儺が黙ってないし、もし仮に乙骨が味方だとしたら特級術師も相手にしなきゃいけないし。これ本当に活躍シーンあるのか?って不安になります。
まぁなんにせよこれまでの描写的にロクな死に方しなさそうではあるので、本誌での今後を静かに待ちます。
それではまた。
よしなに。