ども、けろです。
タイトルの通り今回はアニメ最新18話の感想をダラダラ話す回です。
早速やっていきましょう。
1.伏黒vs加茂〜御三家の血筋を添えて〜
場面は屋内、伏黒と加茂の対決シーンから。
先週に引き続きギュンギュン動くカメラワークがすごい。
赤血操術を使役する加茂と、十種影法術を使う伏黒。どちらも御三家相伝の術式を継いでいる身ですが、その出自がお互い正統じゃないっていうのが皮肉ですよねぇ。
ちなみに加茂が口にしていた「嫡男」ですが、正確な意味は下記の通り。
嫡男(ちゃくなん)とは、嫡子(嫡嗣、ちゃくし)とも呼ばれ、一般に正室(正嫡)の生んだ男子のうち最も年長の子を指す。女子の場合は嫡女となる。長男と同一視されることもあるが、たとえ長男であっても側室の生んだ子である場合、正室の生んだ弟が嫡男となることもあることから、嫡男と長男は必ずしも同一ではない。-wikipedia『嫡男』より抜粋
加えて加茂の回想シーンでのショタ加茂とお世話係的な人との会話、加茂の母親のことを「爛れた側妻」を呼び、加茂を嫡男(正室の子)として迎えた理由を「正室が術式を継いだ男児を産めなかったから」と言われていました。
先週の真希と真依のシーンを思い返すと、御三家の闇はかなり根深そうですよね。特に、西宮が言っていたように、「女であること」以外にも迫害されたりする理由が垣間見えて、「血統主義」「術式主義」「男尊女卑」のハイブリッド生きづらさが根幹にあるなぁと。
加茂は側室の子として生まれながら、加茂家相伝の術式である赤血操術を体に宿していたからこそ、「正室の子」として迎えられました。あくまで「正室の子」と出自を歪められた辺りにも、宗家と分家、あるいは正妻と側室のような根深い因果がありそうです。この辺もNARUTOオマージュだったりするのかな?
対する伏黒も、禅院家相伝の術式を継いでいますが、その出自は少し複雑です(アニメでは未出なのでここまでで伏せておきますが)。
どちらも正統血統ではない中で、加茂は次期当主として、そして母のために立派な術師として振る舞おうとしているのに対し、伏黒は己のものさしを信じて行動しようとしています。
この対比、憎い演出だなぁと。
あと満象のお披露目と鵺との波状攻撃、式神使いとしての戦い方っぽくていいですね。
2.花御の乱入〜狗巻くんがめっちゃ喋った〜
変な木を顔面から生やした特級呪霊花御が交流会に乱入してきましたね。まぁあとはキモタンクトップ呪詛師こと組屋もいますが。
狗巻くんのおにぎりの具ラッシュからの「逃げろ」「動くな」めっちゃよかった。
というかやっぱりこうして見ると呪言ってなかなか強いですよね。もちろん反動もあるので万能ではないですけど、一時的にとはいえ特級呪霊の動きを封じることに成功しているのでここぞという時の連携の起点としてかなり有用だなと。
一気に波乱の展開になりそうな交流会編、次回は原作勢待望の「黒閃」回ですね。アニメ勢の方も神回間違いなしなのでお楽しみに。
3.じゅじゅさんぽ〜僕たちは何を見せられているんだ〜
と思っていたところでエンディング後のおまけパート、じゅじゅさんぽに全部持っていかれました。情報量が多すぎて何も完結しない。
真人女体化は(そもそも呪霊に性別という概念はなさそうなので)まだわかるとしても、花御が巨乳JKになっているのは意味がわからないし、学ラン漏瑚くんとのラブコメ展開は本当に意味がわからない。なにが「これは…焼畑…!///」じゃ。
本編の緊張感もこれまで呪霊たちに抱いていた人外に対する不気味さとか全部(いい意味で)ぶっ壊していった神回でしたね。
じゅじゅさんぽを見終わった後の全視聴者はもれなく↓みたいな顔になりました。
というわけで今回はこれくらいで。
それでは。
よしなに